気血の回りが悪いサイン

「体が冷えると妊娠しにくくなる」──そう聞いたことはありませんか?
実は、冷えは単なる“温度の問題”ではなく、血流・ホルモンバランス・自律神経にも深く関わります。
本記事では、妊活中に多い冷え体質と、その改善に役立つ鍼灸の東洋医学的アプローチを、症例も交えてやさしく解説します。

  1. 冷えが妊娠に影響する理由
  2. 東洋医学でみる“冷え体質”のタイプ
  3. 鍼灸で“めぐり”を整えるアプローチ
  4. 実際の症例紹介
  5. 自宅でできる“冷え改善セルフケア”
  6. まとめ
  7. よくある質問(FAQ)
目次

冷えが妊娠に影響する理由

冷えは体の表面だけでなく、子宮や卵巣などの内側の血流低下を引き起こします。血液は酸素や栄養、ホルモンを運ぶ“生命の川”。
その流れが滞ると、卵巣機能や子宮内膜の環境にも影響が出てしまいます。

  • 手足がいつも冷たい
  • 生理痛や血塊(かたまり)がある
  • 生理周期が30日以上と長い
  • 高温期が短い/体温の上がりがゆるやか

東洋医学では、こうした状態を瘀血(おけつ)と捉え、血の巡りが悪いサインと考えます。
>内部リンク:妊活鍼灸メニューはこちら

東洋医学でみる“冷え体質”のタイプ

原因別にアプローチが変わるため、まずはタイプ把握が重要です。

① 気虚(ききょ)タイプ

体を温めて巡らせるエネルギー=が不足。疲れやすく、朝がつらい、食後眠い等。

② 血虚(けっきょ)タイプ

血の量不足で、すみずみまで温かい血が届かない。顔色が白い、髪・爪が弱い、生理量少なめ等。

③ 瘀血(おけつ)タイプ

血の滞りが中心。生理痛が重い、経血が黒っぽい、肩こり・頭痛。冷えと痛みを伴いやすい。

鍼灸で“めぐり”を整えるアプローチ

  • 下腹部・腰の温め:子宮・卵巣の血流改善
  • 背中〜首肩の緊張緩和:自律神経のバランスを整えホルモン分泌をサポート
  • お灸による深部温熱:冷え体質の根本改善に

目的は単なる「保温」ではなく、巡る体=自ら温まる体を取り戻すこと。
>参考:はじめての方へ(施術の流れ・よくある質問)

実際の症例紹介

38歳・Aさま/冷え+生理痛・高温期短め

  • 生理痛が軽くなる、体が温まりやすい
  • 体温が安定し、高温期が10日以上持続
  • 排卵期の体温上昇が明確に
  • 手足の冷え・肩こりの改善を実感

*お身体に合わせて施術することにより、このようなお声はよくいただきます。

「温まると気持ちが前向きに」とのお声。体と心はセットで変わっていきます。

自宅でできる“冷え改善セルフケア”

  • 足湯→腹巻→睡眠の順で温かさをキープ
  • 朝に温かい汁物を1品プラス
  • 湯たんぽ・レッグウォーマーで下半身を集中的に
  • 軽いストレッチ・深呼吸で巡りを促す

妊活の“冷え体質”を、今日からやさしく改善

鍼灸は「温める+流す」を同時に叶え、授かるための土台づくりを後押しします。
お身体の状態に合わせて、最適なペース・方法をご提案します。

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まとめ

冷えは妊活の妨げになりやすい一方、改善できる明確なサインでもあります。
鍼灸で内側から“めぐり”を整えながら、セルフケアを積み重ねることで、妊娠に向けた土台は着実に育ちます。
体質を知り、焦らずコツコツ──それが授かる力を引き出す近道です。

よくある質問(FAQ)

◎何回くらい通うと変化が出ますか?

目安は週1回〜10日に1回。その後は様子を見ながら生理周期に合わせて周期療法へ。体質や治療ステージにより個人差があります。

◎ お灸は熱くないですか?跡は残りませんか?

心地よい温かさを目安に施術します。跡が残らない方法で行いますのでご安心ください。

◎病院の治療と併用できますか?

もちろん可能です。採卵・移植のスケジュールに合わせて、血流・自律神経を整える施術を行います。

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